「東芝のトルネオVシリーズで、VC-SG940XとVC-S650Xの違いって何ですか？」このようなご質問をいただくことがあります。かでっちが、2つのモデルを詳しく比較検証してみました！
東芝のトルネオVシリーズは、フィルターレスサイクロン式の軽量掃除機として人気があります。VC-SG940Xは2023年8月発売の上位モデル、VC-S650Xは2024年8月発売の下位モデルです。見た目は似ていますが、実は大きな違いがあるんです！
VC-SG940XとVC-S650Xの違いを徹底レビュー
かでっちが調査した結果、主な違いは以下の5点に集約されます。
| 項目 | VC-SG940X（上位） | VC-S650X（下位） |
|---|---|---|
| 本体色 | グランレッド | ストームグレー |
| ゴミ残しまセンサー | ◯搭載 | ✗非搭載 |
| ワイドピカッとブラシ | ◯搭載 | ✗非搭載 |
| グリップ形状 | らくわざフリーグリップ | 新らくわざグリップ |
| 付属品 | ふとん用ブラシ、伸縮ロングノズル | 標準付属のみ |
スペック表だけでは分からない、実際の使い心地には大きな違いがあります。ここからは、かでっちが各項目で詳しく解説していきます！
1. 本体色の違い
両モデルの最も目に入りやすい違いが、本体色です。VC-SG940Xは「グランレッド」で、VC-S650Xは「ストームグレー」です。
VC-SG940Xは赤で、S650Xはグレーなんですね
そうですね。VC-SG940Xは2023年発売で、当時の上位モデルはレッドで統一されていました。
一方、VC-S650Xは2024年発売で、新型キャニスター式の統一色がグレーなんです。
どちらの色が好みかは個人差がありますが、インテリアに合わせて選ぶのもおすすめです。リビングに置く際は、この色選びも重要なポイントになります！
2. ゴミ残しまセンサーの有無
VC-SG940Xには「ゴミ残しまセンサー」が搭載されていますが、VC-S650Xには搭載されていません。このセンサーは、ゴミの残りに応じて自動でパワーを調整してくれる機能です。
自動でパワーが変わるなんて便利ですね！
そうなんです。吸い込み始めてゴミが多い時は強く、ゴミが少なくなると自動で弱くなります。
操作の手間が減り、バッテリー効率も良くなるんですよ。
この機能があると、毎回のパワー調整を手動でする必要がなくなります。特に毎日掃除をする方には、大きなメリットになるでしょう。
3. ワイドピカッとブラシの搭載
VC-SG940Xには「ワイドピカッとブラシ」が搭載されています。このブラシは、暗い場所での掃除を得意としています。家具の下や隙間など、ライトがあると見やすくなるんです！
VC-S650Xには標準的なブラシのみなので、暗いところの掃除は少し視認性が落ちます。
4. グリップ形状の改良
VC-SG940Xのグリップは「らくわざフリーグリップ」で、ラウンドした丸みのある形状です。一方、VC-S650Xは「新らくわざグリップ」で、より角ばった形状になっています。
握り心地については、手の大きさや握り方によって好みが分かれるでしょう。実店舗で試し握りをするのがおすすめです。
5. 付属品の充実度
VC-SG940Xには「ふとん用ブラシ」と「伸縮ロングノズル」が付属しています。これらは別売りなので、VC-S650Xでこれらを使いたければ、後から購入する必要があります。
ふとんを定期的に掃除したい方は、VC-SG940Xの方がお得ですね！高いところの天井や天井付近の壁も、ロングノズルがあると便利です。
VC-SG940XとVC-S650Xの違いのレビュー
では、各機能について、かでっちがより詳しく解説していきます。
吸込仕事率と消費電力
両モデルとも吸込仕事率は180W～約50W、消費電力は770W～約250Wで全く同じです。つまり、吸引力の基本性能は変わりません。ただし、VC-SG940Xのゴミ残しまセンサーは、より効率よく吸引力を活用する工夫が施されているんです。
操作性と使い勝手
VC-SG940Xは、複数の操作を自動化してくれるので、朝の忙しい時間帯も手軽に掃除できます。一方、VC-S650Xは、手動でパワーを調整する必要があるので、手間はかかりますが、その分価格が安いわけです。
実は、床面識別機能は両方にあるんですか？
はい、床面識別スイング連動2WAYブラシも両モデルに搭載されています。これは、フローリングとじゅうたんを自動判別して、吸引力を調整する機能ですよ
このように、基本的な機能は同じですが、上位モデルはそれに加えて追加機能が付いているという形ですね。
ノイズレベル
運転音も両モデル同じで、64dB～約58dBです。これは、掃除機の中では比較的静かな部類です。朝や夜間の掃除でも、ご近所への配慮ができます。
本体の軽さと取り回しやすさ
本体質量は両モデルとも2.3kg（ボディ部）で、全体で3.7kgです。この軽さが、トルネオVシリーズの大きな特徴で、女性でも取り回しやすいんです。コードの長さも両方5.0mなので、同じだけの範囲をカバーできます。
VC-SG940Xについてのユーザーの声
ここでは、実際にVC-SG940Xを使用しているユーザーからの口コミをご紹介します。
気になる口コミ
1年使っていますが、最近吸引力が落ちてきた気がします。
フィルターの清掃を定期的にしていますが、それでも落ちるんです。
少し高めの価格設定なので、購入時に迷いました。
このような口コミもあります。フィルターレス式といえども、定期的なお手入れは重要です。かでっちとしては、週1回程度のダストカップ清掃と、月1回程度のフィルター清掃をおすすめしています。また、VC-SG940Xは多機能が故に、初心者には少し複雑に感じるかもしれません。
良い口コミ
とにかく軽い！女性の私でも片手で持てるので、階段の掃除が楽です。
吸引力も申し分なく、一度で取れます。見た目もかわいいので、毎日使うのが楽しみです。
ふとん掃除が標準で付属しているので、別途購入しなくて済みました。
自動でパワーが変わるので、毎回の調整がいりません。操作が簡単です。
グランレッドの色が高級感があって、リビングに出しっぱなしでも違和感ありません。
全体的に、軽さと吸引力の組み合わせが高く評価されているんです。また、ふとん用ブラシが付属している点も、ユーザーから好評を得ています。
＼高機能で満足度が高い掃除機／
VC-S650Xについてのユーザーの声
一方、VC-S650Xのユーザーからは、どのような口コミが寄せられているのでしょうか。
気になる口コミ
ゴミ残しまセンサーがないので、手動でパワーを切り替える必要があります。
少し手間ですが、その分価格が安いので納得しています。
グレーの色は好きですが、ほかの家電との統一感を考えると、色選択肢があれば良かった。
このような口コミがあります。VC-S650Xは、あくまで「シンプルさ」を追求したモデルです。自分で操作するのが好きな方には、むしろ好評なんです！
良い口コミ
価格が安いのに、吸引力は十分です。掃除機は消耗品だと考えているので、コスパ重視で選びました。
グレーは落ち着いた色で、どんなインテリアにも合わせやすいです。
軽いので、2階への持ち運びが楽です。毎日使っています。
シンプルな設計なので、故障しにくいという印象です。
集塵容量も十分で、毎日の掃除なら3日に1回の清掃で大丈夫です。
コストパフォーマンスの良さと、シンプルさが評価されていますね。価格を重視する方や、複雑な機能を必要としない方にとっては、十分な性能を備えているんです。
＼初期投資を抑えたい方に最適／
結論
では、VC-SG940XとVC-S650X、どちらがおすすめかをかでっちがお答えします。
VC-SG940Xがおすすめな人
- 毎日掃除をしており、操作の手間を減らしたい方
- ふとんを定期的に掃除する方
- 高いところの天井や、家具の奥まった部分も掃除したい方
- 自動パワー調整を活用して、バッテリー効率を重視する方
- 赤色の掃除機がほしい方
VC-SG940Xは、多機能で満足度が高いモデルです。特に、ふとん用ブラシとロングノズルが付属しているので、付属品を別途購入する手間とコストが省けます。また、ゴミ残しまセンサーにより、毎回の操作が少なく、手軽に掃除ができるんです。
VC-S650Xがおすすめな人
- 初期投資を抑えたい方
- ふとんの掃除はしない方
- グレーの掃除機がほしい方
- シンプルな設計を好む方
- 新しいモデルにこだわりがある方
VC-S650Xは、基本に忠実な掃除機です。余計な機能を削ぎ落とした分、価格が安くなっています。吸引力などの基本性能は同じなので、シンプルさを求める方にはおすすめですね！
結局どちらを選べばいいですか？
かでっちとしては、多機能で使い勝手が良いVC-SG940Xをおすすめします。確かに価格は約6,000円高いですが、ふとん用ブラシとロングノズルが付属しているので、付属品を別売りで購入する場合と比べるとほぼ同等の費用ですよ。
さらに、ゴミ残しまセンサーの恩恵も大きいんです。
まとめ
東芝のトルネオVシリーズは、フィルターレスサイクロン式の軽量掃除機として、多くのご家庭で活躍しています。VC-SG940XとVC-S650Xの違いは、以下のポイントに集約されます。
- 本体色：グランレッド vs ストームグレー
- ゴミ残しまセンサー：VC-SG940Xのみ搭載
- ワイドピカッとブラシ：VC-SG940Xのみ搭載
- グリップ形状：ラウンド vs 角型
- 付属品：ふとん用ブラシとロングノズル vs 標準付属のみ
吸引力などの基本性能は両モデル同じですが、使い勝手の面では大きな違いがあります。ふとんや高いところの掃除をする方は、VC-SG940Xの方がお得です。一方、価格重視で、シンプルな掃除機を求める方は、VC-S650Xが良いでしょう。
あなたのライフスタイルに合わせて、最適なモデルを選んでくださいね！
＼多機能で使い勝手抜群な掃除機／
＼コスト重視でも高性能な掃除機／
