新しい4T-C43GP2と型落ちの4T-C43HP2、どちらを選べばいいんだろう?という方、多いのではないでしょうか。
こんにちは、かでっちです。シャープの4K液晶テレビを選ぶ際に、4T-C43GP2と4T-C43HP2で迷う方って結構多いんですよ。一見似ているようで、実は大きな違いがあるんです。どちらが自分の用途に合っているのか、判断がつきにくいですよね?
それでは、この2つのモデルの基本的なポイントを確認しておきましょう。
4T-C43GP2と4T-C43HP2の違いを徹底レビュー
主要仕様の比較表
| 項目 | 4T-C43GP2(最新) | 4T-C43HP2(型落ち) |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2024年6月 | 2025年6月 |
| 地上デジタルチューナー | 2チューナー | 3チューナー |
| 画像処理エンジン | Medalist S5X | Medalist S6X |
| パワーボイススピーカー | 搭載 | 非搭載 |
| 年間消費電力量 | 123kWh/年 | 98kWh/年 |
スペック表だけでは分からない、実際の使い心地には大きな違いがあります。特にチューナー数、画像処理エンジン、消費電力量の3つのポイントは、毎日のテレビ視聴体験に直結する重要な要素です。
ここからは、かでっちが各セクションで詳しく解説していきますね!
チューナー数の違い

チューナー数ってそんなに大事なんですか?

はい、チューナー数は裏番組録画の自由度に直結する重要な要素です。特に複数の番組を同時に見たい、録りたいという方にとっては大きな違いになってきます
4T-C43GP2は地上デジタルとBS/110度CSデジタルそれぞれ2チューナーの構成です。これに対して4T-C43HP2は地上デジタルとBS/110度CSデジタルそれぞれ3チューナーと、チューナー数が上回ります。この差は、USBハードディスクへの録画機能に現れてきます。
4T-C43GP2は「裏番組録画」に対応しており、視聴中とは別の番組を1つ録画できる程度。一方、4T-C43HP2は「2番組同時録画」に対応しており、視聴中の番組と他の2つの番組を同時に録画できるんです。複数の番組が重なる時間帯が多い方にとっては、4T-C43HP2の方が圧倒的に便利ですね。
画像処理エンジンの進化

S5XとS6Xでは、映像の質って変わるんですか?

大きく変わります。S6Xは最新型で、AIによる最適化に「空間認識AI」が追加されているので、より立体感のある映像が楽しめるんです
4T-C43GP2には「Medalist S5X」エンジンを採用しており、AIによる画質・音質の自動最適化「AIオート」と「環境センシング」に対応しています。高精細で自然な映像を楽しめる仕様です。
対して、4T-C43HP2は最新の「Medalist S6X」を搭載。AIが放送やネット動画を自動で最適化する「AIオート」に加え、外光や照明の明るさ・色を検知して映像を調整する「環境センシング」、さらに奥行きや明暗を補正する「空間認識AI」も備えています。これにより、よりリアルで臨場感のある映像を再現できるようになっているんです。
特に映画やドキュメンタリーを頻繁に見る方なら、この差は実感できるレベルですよ。
パワーボイススピーカーと音質
4T-C43GP2の大きな特徴は「パワーボイススピーカー」を搭載している点です。マグネットの磁力を高めた高効率ドライバーによって、クリアで力強いサウンドを実現しています。テレビのスピーカーとは思えないほどの音圧がありますね。
一方、4T-C43HP2はこのパワーボイススピーカーを搭載していません。ただし、内部スピーカー構成としてはツィーター×2、ミッドレンジ×2、サブウーハー×1という同じ構成になっており、音響システム「フロントオープンサウンドシステムプラス」とDolby Atmosに対応しています。ですので、音質という点では十分な水準にあります。
省エネ性能の比較
年間消費電力量は4T-C43GP2が「123kWh/年」、4T-C43HP2が「98kWh/年」です。電気代を1kWhあたり31円で計算すると、4T-C43GP2は約3,813円/年、4T-C43HP2は約3,038円/年の目安になります。
差額は約775円/年。一見すると小さく見えますが、10年使用すれば7,750円の差になります。4T-C43HP2の方が消費電力を抑えた省エネ設計になっているんですね。長期的に見れば、ランニングコストで4T-C43HP2が有利です。
4T-C43GP2についてのユーザーの声
気になる口コミ
パワーボイススピーカーは素晴らしいですが、チューナー数が2つだけというのが、後々後悔するポイントになるかもしれません。
複数の番組を同時録画したいときに対応できないのは、やはり不便ですね。
価格は安いけれど、消費電力が多いので長期的には損する可能性があります。最新モデルだからといって、必ずしも全てが優れているわけではないことを感じました。
チューナー数が少ないという点は、後から気になってくるポイントですね。ただし、シンプルにテレビを見るだけで、複数番組の同時録画を必要としない方であれば、このデメリットは実質的には無視できます。また、消費電力についても、毎日8時間以上テレビをつけている方以外であれば、電気代の差はそこまで気にならないレベルです。
良い口コミ
パワーボイススピーカーの音が最高です。テレビの音とは思えないクリアさで感動しました。
映画を見るのが本当に楽しくなりました。
4Kの映像は想像以上に綺麗で、YouTubeなどのネット動画も驚くほどスムーズに視聴できます。
操作性も良く、高齢者の親にも使いやすいと好評です。
以前のモデルからの買い替えでしたが、AIオート機能で自動的に画質が最適化されるので、細かい設定をしなくても満足できる映像が楽しめます。
回転式スタンドがあるので、部屋のレイアウトに合わせて柔軟に配置できるのが便利。
デザインもシンプルで、どんなインテリアにも合わせやすいですね。
Google TVが搭載されているので、Netflix、Amazonプライム、YouTubeなど、主要な動画配信サービスに対応。
リモコンの音声操作も便利で、毎日快適に使っています。
\クリアな音質と高精細映像!/
4T-C43HP2についてのユーザーの声
気になる口コミ
パワーボイススピーカーが非搭載というのが残念です。スピーカー性能だけを比べると、このモデルは劣ります。
発売時期が2025年6月ということで、市場での実績やレビューがまだ少なく、購入に踏み切るまでに時間がかかりました。
型落ちモデルという位置付けですが、パワーボイススピーカーの非搭載は、音にこだわる方にとっては少々物足りなさを感じるかもしれません。ただし、Dolby Atmosに対応しており、スピーカー配置も工夫されているので、音質自体は十分な水準にあります。また、新モデルの実績が少ないことは、むしろ安定性が証明されている旧モデルだからこそのメリットとも言えますね。
良い口コミ
2番組同時録画ができるので、番組が重なる時間帯に重宝しています。
これだけで買った価値があります。
3チューナー搭載で、録画の自由度が高い。複数の番組を管理する際のストレスが全くありません。
Medalist S6Xの画像処理は本当に優秀で、4K映像の鮮やかさが素晴らしい。
特に風景映像やドキュメンタリーを見るときの満足度が高いです。
消費電力が少ないので、月々の電気代が安くなって嬉しい。
環境にも家計にも優しい設計ですね。
発売から時間が経っているので、市場での評価が定まっており、信頼できるモデルです。
何か問題が起きても対応策がネット上に豊富にあるのが心強いですね。
\3チューナーで録画も思いのまま!/
結論

結局のところ、どちらを選ぶべきなんですか?

それはあなたのテレビ視聴スタイルによって変わります。詳しく説明しますね
この2つのモデルを比較して思うのは、どちらが「絶対に正解」というわけではないということです。むしろ、あなたの生活スタイルと優先事項によって、最適な選択は変わってくるんです。
4T-C43GP2をおすすめする方:
パワーボイススピーカーの高音質を最優先したい方や、映画や音楽の視聴を重視される方には4T-C43GP2が最適です。特に、音響にこだわる方にとっては、このパワーボイススピーカーの存在だけで価値があります。また、テレビ視聴の基本的な使い方をする方(複数番組の同時録画が必要ない方)であれば、4T-C43GP2で十分満足できるでしょう。購入コストを抑えながらも、新型モデルの最新機能を享受したいというバランス重視の方にも適しています。
4T-C43HP2をおすすめする方:
かでっち個人としては、4T-C43HP2をおすすめしたいです。理由は、総合的なコストパフォーマンスにあります。まず、3チューナー搭載により、複数番組の同時録画が可能というのは、毎日のテレビ視聴における実用性が高いです。特に放送時間が重なる番組が多い家庭では、このメリットは絶大です。
次に、Medalist S6Xエンジンの映像処理は本当に素晴らしく、より臨場感のある映像が楽しめます。消費電力量も98kWh/年と省エネで、長期的なランニングコストを考えるとお得です。年間775円程度の電気代差は、10年使用すれば累積で大きな差になってきます。
パワーボイススピーカーの非搭載は多少残念ですが、Dolby Atmosとスピーカー構成により、音質は十分な水準にあります。「最新のパワーボイススピーカーの音が欲しい」という強いこだわりがなければ、4T-C43HP2の総合的な性能と経済性が勝ります。
まとめ
シャープの4K液晶テレビ、4T-C43GP2と4T-C43HP2の違いについて、かでっちが徹底的に比較してみました。いかがでしたでしょうか。
両モデルの大きな違いをまとめると、以下の通りです:
- 4T-C43GP2は新型で、パワーボイススピーカーという差別化要素を持つモデル
- 4T-C43HP2は3チューナー搭載で、複数番組の同時録画に対応する実用性重視型
- 消費電力も4T-C43HP2の方が優れており、長期的なランニングコストが有利
- 映像処理エンジンはS6Xの方が先進的で、臨場感のある映像体験ができる
最終的には、音質を最優先するか、実用性と経済性を優先するかで選択が分かれます。ですが、かでっちとしては、総合的には4T-C43HP2が優れたチョイスだと考えます。複数番組の同時録画ができる利便性、省エネ設計による長期的な経済性、そして最新の画像処理エンジンによる高品質な映像。これら全てが揃っているからです。
あなたの生活スタイルに合わせて、ぜひ最適なモデルを選んでくださいね!
\高音質を求める方向け/
\録画の自由度重視なら/

